残業時間削減への取り組み

はじめに

 働き方改革による残業規制の強化に伴い、もしくはそれ以前から、全社一丸となって、残業時間の削減に取り組み、成果を出された会社様が多数いらっしゃいます。

     

 多様な考えを持つ人々の集まりである組織において、全員が同じ方向を向いてこの課題に取り組んで成果を上げるまでの道のりは、大変険しいものであることは容易に想像できます。

 

 また、どの方法にも共通している点は、従業員様が自ら考えて成果を出していくことを会社が求めているので、その対価として、「この目標が達成された暁には、皆さんにキチンと還元します!」と前もって社長が自ら宣言し、有言実行されているところです。

この点は、従業員様のモチベ―ション向上のためにも重要な点です。

 

 では、成果を出された会社様は、どの様な方法で残業時間削減の改革を推進し、成功に導いたのでしょうか。対策別にまとめてみました。

 

業務の見える化で時間削減

 同じ部署内や、場合によっては組織全体で、「誰が」「いつ」「どんな業務をおこなっているか」を共有化し「見える化」することで、複数の目がそれぞれの個々の業務と、グループ全体としての業務を客観的に把握・監視出来ます。

 

 結果、それらの流れの中に潜む工程の無理・無駄・ムラを早期に発見出来、削減・改善・サポートすることで全体の時間短縮に繋げることが出来ます。

 

 また、各自のPCの操作時間と勤怠管理システムを連動させることで、全員の勤務時間を「見える化」することも時間短縮に繋がります。

 

 「業務の見える化」は、残業時間削減のみならず、業務効率化も実現できるため、諸経費の削減や売上アップにも繋がり、時短削減手法の「柱」の一つとなっております。

 

新勤務制度の導入で時間削減

 「〇時までに社員全員退社」という決まりをまず作り、そのためにはどうしたら作業時間を削減できるか?を社員さんがそれぞれ考える。といった策を採られる会社さんもいらっしゃいます。

 

 早く帰ることで、心身のリフレッシュが出来て健康の維持増進につながり、仕事へのモチベーションや生産性が向上することで、結果的に売上げを大幅に伸ばすことが出来たという、まさに「ワークライフバランス」を体現させた事例です。

 

 その他にも、フレックスタイム制度を採用することで、各自が限られた時間の中で自分の裁量で成果を出せる働き方に取り組めるようになり、時間短縮に成功できたなど、モチベーションを上げるためにも具体策は従業員さんの自主性に委ねていらっしゃいます。

    

評価制度の改革で時間削減

 今までの人事評価が「目標の数値をどれだけ達成したか」の絶対評価だった会社様が、改革によって、評価を「どれだけ時間をかけずに目標を達成したか」という「生産性」を加味した「時間当たりの成果」に変えたことにより、従業員さんが限られた時間の中でどう成果を出すかを考え、行動するようになったそうです。

 

 例えば、営業職の数値目標は、従来の「売上金額」から「時間当たりの売上金額」となり、非営業職も、「残業時間の削減」を数値目標とすることで削減に成功しました。

 

 また他には、管理職の人事評価項目に「部下の残業時間」を加えて部下と共同で時間短縮に取り組んだり、管理職自身の「残業時間」項目も加えることで残業時間を減らす努力を求めて全社的に成功した例もございます。

 

無駄をなくすことで時間削減

 「無駄をなくす」という対策で必ず出てくるのが「会議」にまつわる「無駄」ですね。正直、内容によっては、会議そのものが無駄と思う方も多いのではないでしょうか。

 

 その話はさておき、「会議時間は予め決めておき、その時間までに必ず結論を出す。」「会議は必要な人だけでやる。」「立ったままでやれば疲れてくるので、無駄な時間はなくなり時短が図れる。」等を実践し、成果を上げていらっしゃいます。

 

 その他、会議以外の「無駄をなくす方法」としては、先入観や固定観念にとらわれず、異文化や異業種にヒントを得て実践されている会社様もいらっしゃいます。

 

アウトソーシング(外注化)で時間短縮

 「様々な残業時間削減の方法を検討してみたけど、うちの会社にはどれも合わない。」とか、「残業時間の削減を実施しているけど、思ったほど時間が削減出来ていない。」等でお悩みの場合、「アウトソーシングして残業時間を削減する。」といった手法も、現在では主要な削減方法の一つとなっておりますでのご検討頂きたく存じます。

 

 アウトソーシング市場は、少子高齢化による人手不足などの原因により、年々需要が増加しており、今後も増加傾向は続く予想ですが、当社では、主に次の3つの業務にて作業効率化・人手不足解消のお手伝いをさせて頂いております。

  1.作業報告書 入力代行業務  業界ではこの業務での残業が多いです。

  2.積算補助代行業務      特に清掃仕様書からのお見積は時間がかかります。

  3.BtoB無料マッチング業務  現場作業での人手不足解消には協力会社様のサポートが    

                  大変助かります。

 

まずは、弊社までお問合せ願います。

それぞれの会社様に合った方法で

 以上、いくつかの残業時間削減方法をご紹介させて頂きました、他にも様々な方法がざいますので、どういった方法が自社に合っているのか、まずは現状を分析するところから始める必要がございます。  

 

 生産性をアップして残業を減らすことで、商品・サービスをより安価で提供でき、従業員様も、より生き生きと働けるようになります。ですので、人手不足の世の中にあっても、優良企業として従業員様から、そしてお客様から支持され続けるので、怖いもの無しですね。

 

 

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

フォームでのお問合せ・相談予約は24時間受け付けております。お気軽にご連絡ください。

新着情報・お知らせ

2024/04/16【新着】【掲示板ページ】掲示板の受託希望会社様に対して、施設定期清掃委託のご応募を頂き、お話を進めております。
 

ニッチサポート株式会社

住所

〒105-0013
東京都港区浜松町2-2-15
浜松町ダイヤビル2F

お電話受付

   平日 9:00~18:00

お問合せメール受付

   24時間・365日